その他の皮膚腫瘍

2021.04.11

粉瘤と間違えやすい腫瘍【外骨種】症状/治療法|ふるばやし形成外科粉瘤クリニック東京新宿院

外骨腫とは   外骨腫の症例はこちらに載せています。

 形成外科領域では主に前額部(オデコ)や頭蓋、爪の下によく見られる良性のできものの一つです。病理組織学的には腫瘍表層部に軟骨組織を有する。

 

原因

 原因ははっきりしていません。

 爪下外骨腫では指の末節部に認め、10~20歳代の若年者に多く見られ、疼痛を伴います。前額部や頭蓋では疼痛はありませんが、整容面の問題で切除を希望する患者様が多いです。

 

検査・診断

 エコー検査で基本的には診断出来ます。更に詳しく全体像を把握するために、CT検査を行う場合もあります。3Dで骨を捉えることが出来るため非常に有用です。

 触診では少し難しいこともありますのでエコー検査は最低でも必要になります。

 前額部には脂肪腫が骨上、前頭筋下に出来るため、非常に間違えやすくなります。また粉瘤も前額部にもよく出来ますので注意が必要です。

 

治療

 基本的には手術による摘出を行います。

 骨に出来る腫瘍ですが、局所麻酔で切除することが出来ます。ツチとノミを使用して、摘出します。摘出した組織は病理検査に提出します。

 創部は細かく縫合することで出来るだけ目立たないようにします。

 

術後

 術後は軟膏処置またはバイオヘッシブで固定を行い、1週間後に抜糸します。

 

料金

 保険点数は K052 骨腫瘍切除術 4,340点 が適応されます。

 その他の検査、診察代も含め、3割負担で15000円から20000円ほどになります。

 

形成外科専門医 古林玄