粉瘤がたくさんできた?!対処法と原因を詳しく解説

「最近粉瘤のような物がたくさんできた」 「粉瘤は治療しないと治らないと聞くけど、時間もないしどうしよう..」 このようなお悩み持たれている方はいらっしゃいませんか? ここでは、粉瘤の治療方法や、粉瘤ができやすい方の特徴・予防法をご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください!

 

粉瘤(アテローム)とは

粉瘤(アテローム)とは、表皮嚢腫とも呼ばれる良性の腫瘍のことです。皮膚の下に袋状の組織ができ、そこに皮脂や角質といった老廃物が溜まったものを指し、はじめはほとんど目立つことはなく、ニキビや小さなしこりのように感じます。

初期の状態では特に問題になることはありませんが、粉瘤は皮膚を隆起させるほど大きくなったり、臭いを発するようになったり、細菌などの感染により炎症を引き起こす可能性があります。 炎症によって化膿し強い痛みや腫れを生じることがある場合には、できるだけ早い処置が必要になります。 よく大きなニキビのようなものと勘違いされますが、粉瘤はニキビと違い放置していても治癒しません。 粉瘤の場合は袋状の組織が残っていれば、時間と共に老廃物が溜まり再発します。袋状の組織ごと除去する必要があります。

治療方法

粉瘤の治療には「くりぬき法」と「切開法」という手術法を用いて摘出することができます。

くりぬき法

特殊な器具を用いて皮膚に素早く小さな穴を開けて、そこから粉瘤の内容物を絞り出し、その後しぼんだ袋状の組織を引き抜く手術法です。

切開法

粉瘤直上の皮膚を切開し、粉瘤をまるごと摘出する手術法です。

当院での治療法

当院では「次の日に仕事がある」「入院は大変だな」という方の為に、手術がなるべく日常に影響を与えない配慮をしています。 直径が数センチある大きな粉瘤や炎症を伴う粉瘤であっても「日帰り」で手術ができるようにしています。 また注射による痛みなどは極細針を使用する事で痛みを軽減するなど、手術を受ける患者様の不安や負担を少しでも軽くすることを心掛けています。

粉瘤がたくさんできる患者様

粉瘤は顔や首、背中など全身のどこにでもできます。また上述した様に、粉瘤は治療をしないと治らないものです。この粉瘤が稀に複数個できてしまう、又はできやすい方がいらっしゃいます。 ここからは、粉瘤がたくさんできてしまう原因と、予防法をご紹介します。

粉瘤ができる原因

粉瘤は様々な原因でできるため、はっきりとした原因は未だに解明されていません。
しかし、皮膚のターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)で本来剥がれ落ちるはずだった古い角質や皮脂などが、傷口や毛穴から入り込むことでできると考えられています。 そのため、汗や皮脂などの分泌物が多い体質の方や、暴飲暴食や不健康な食生活をしてホルモンバランスが崩れていたり分泌物が増えている方は、粉瘤が比較的できやすいのです。

粉瘤の予防法

粉瘤を予防する為には、粉瘤ができやすい体質の方やそうでない方も、日常の生活習慣がとても重要になってきます。

スキンケア

脂性肌の方や、日頃運動など大量に汗をかく方、現在であれば外でマスクを着けて家に帰宅した時に、洗顔やシャワーを浴びるなど常に肌を清潔に保つことが重要です。 また怪我などがある場合も、絆創膏などで保護してあげると良いでしょう。

食生活

唐揚げを食べ続けるなど、偏った食事をしていると、皮脂分泌が増えたり、コントロールする栄養素が不足する可能性があります。ですので、バランスの取れた食事をすることが大切です。

健康的な生活

夜更かしによる睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスの崩れや皮膚のターンオーバーのサイクルを乱すことに繋がります。

このように生活習慣に気を遣うことで、粉瘤などのトラブルは予防することができるのです。また、これは粉瘤だけでなく、あらゆる病気やトラブルにも同時に効果があるので、ぜひ日々の生活を改善してみてください!

当院の特徴

特長1:診察した上で適切な手術を決定

まずは診察によって気になる部分が粉瘤であるかどうかを判断します。診察結果をお伝えし、適切な治療をご提案します。患者様のご要望を伺いながら治療方針を決めていきますので、ご安心ください。 当院では、患者様の不安を少しでも解消できるよう寄り添い、それぞれの患者様に合った治療方法を選択できよう事前のご説明、ご相談を大切しています。

特長2:痛みを軽減させる手術

手術の際は局所麻酔を用い痛みを軽減させます。局所麻酔を注射する際も、極細の針を使用し薬剤の配合も工夫するなど痛みを軽減する配慮を行っています。 痛みが苦手な方はお気軽にご相談ください。個別の対応も可能ですので、痛みを軽減するための様々なご提案を行います。

特長3:入院が不要!日帰り手術に対応

当院では、たとえ炎症性の粉瘤であっても基本的に日帰り手術が可能です。 事前の診療で粉瘤の大きさや数、炎症の有無などを確認し、日帰り手術が可能か否かを慎重に判断します。 粉瘤やできものの手術をしたい方や悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

院長紹介

日本形成外科学会 専門医 古林 玄

東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院 院長 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。

がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。

この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。

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