ワキのしこり、できもの

2021.10.11

ワキのしこりとデキモノ / 東京皮膚のできものと粉瘤クリニック ふるばやし形成外科 新宿院

ワキはしこりやデキモノが非常に出来やすい部位になっています。

ワキはアポクリン腺から汗が出たり、毛髪が濃い部位であったり、リンパ節、乳腺組織が存在するため、様々な腫瘍が出来る場所になります。

主に、粉瘤、毛巣洞、脂腺嚢腫、リンパ節炎、副乳、膿皮症などのデキモノが挙げられます。

 

毛巣洞は聞きなれないかもしれませんが、主に毛の濃い人がなりやすいです。自分の毛が皮膚に刺さってしまうために起こります。そこからばい菌の巣が広がり、炎症を起こすたびにどんどん大きくなってしまします。毛巣洞は切開により十分な切除が必要になることが多く、早期の治療が望まれます。脱毛をすることで再発の防止をすることが出来ます。

脂腺嚢腫は多発することが多いですが、原因ははっきりせず、体質が大きく関係します。自分で潰したりすると腫れてしまうので大きくなってきたものはくりぬき法で小さな傷で取っておきましょう。予防法は特にありません。

副乳は女性に多く、生理の際に大きくなったり、痛みを感じることがあります。基本的な治療は切除になります。これは知らない先生も多いため、粉瘤と診断される事も多いですが、全く別のものになります。哺乳動物に沢山の乳房があるように、その名残として、ワキから乳頭、大腿部の線上に出来ることがあります。

膿皮症は体質で出来ることが多く、ばい菌の巣のようなものがワキの下に出来てしまい、炎症を繰り返します。手術で切除することが多いですが、大きい切除が必要な場合には、背中から皮膚を持ってきて、創部を閉じることもあります。その場合には背中にも大きな傷が残り、入院の必要性もあるため、早期治療が大事になります。

粉瘤もワキにはよく出来ます。腋臭症手術の際に浅い部位に傷が出来てしまうと、粉瘤が多発することもあります。こちらも炎症を繰り返すと広がってしまうため、早期治療が必要になります。

 

形成外科専門医

古林玄